今回、社内のスキルアップの取り組みとして、画像認識AIを活用した「ごみ分別システム」の開発にチャレンジしました。ごみ分別は身近でありながら、意外と多くの人が迷う社会課題です。

開発を担当したのは今年度入社したインド人の社員。インドでは分別制度があっても運用が定着せず、日本では環境意識が高い一方、自治体ごとに異なる細かなルールが負担になる場面も少なくありません。特に外国人住民や高齢者にとっては、「何をどう捨てればいいのか分からない」という悩みが日常的にあります。

そこで本プロジェクトでは、AIがごみの写真を認識し、地域ごとの分別区分や収集日、注意点を自動で案内する仕組みを構築しました。画像をアップロードするだけで、日本語・英語の分別ガイドが表示され、迷うことなく分別することができます。

4週間という短期間で、データ準備からモデル構築、Web UI開発までをチームで実施。技術力の向上だけでなく、「社会の困りごとをテクノロジーでどう支えるか」を考える貴重な経験となりました。ごみ分別をもっとやさしく、もっと身近にするための一歩です。

ごみ分別システムの基本動作フロー

①地区を選択し、画像をアップロード
 システムダッシュボードで自治体を選び、ごみの写真をアップロードする。

②AI がごみを自動検出
 画像を解析し、ごみの種類を判別する処理が進む。

③検出結果を表示
 画像内のごみが枠とラベル付きで表示され、認識結果が確認できる。

④LLM が分別レポートを生成
 分別区分と収集スケジュール、捨て方の手順や注意点も自動表示する。