2025年度は、社員が「Work with AI」をテーマにグループで競い合い、
業務効率化や新規事業創出を目指す「ニュービジネスコンペ」を実施中。
自社が実証の場となり、顧客に価値を提供することが目的です。
各チームのリーダーには、若手社員が抜擢され、ベテラン社員がそれを支えます。
コンペに参加する8チームの活動を、順番にご紹介します。
RAGによる顧客対応DX

プロジェクトの目的
当グループでは、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、顧客対応の高度化と業務効率化を目指しています。技術検証とビジネス価値の両立をテーマに活動を進め、技術面だけでなく「顧客にとっての価値」を意識した取り組みを重視しています。
取り組みの概要
社内での技術検証に加え、社内外のユースケースを基に動作検証を実施。RAG運用デモでは高い効果を確認できましたが、提案先の拡大や知見の蓄積には、より多くの顧客の声を取り入れる必要があります。
- RAG精度向上:関連性の高い情報提供を目指し、Agentic RAGの調査・検討を推進
- 社内活用強化:ナレッジ連携による業務効率化、PoC運用で実用性を検証
- 事業展開の検討:Mac StudioとLGWAN連携、顧客ワークショップ、ビジネスモデル策定
現在は既存データベース参照の仕組みを検証中。MCPサーバーを用いた接続は確認済みですが、Text-to-SQLでSQL生成エラーが発生する課題があり、原因分析と改善を進めています。

チーム構成と活動
プロジェクトは3チーム体制です。
- 基盤チーム:環境構築やインデックス作成を担当
- LLMチーム:モデル準備やプロンプト改善を担当
- UI/UXチーム:ツール選定と操作性向上を担当
データ準備やRAG検証は全員で対応し、共通作業として進めています。
課題と展望
RAG構築では、技術検証にとどまらず、業務課題を解決する仕組みづくりを重視。商用化を見据えたコスト最適化や差別化要素の追求にも力を入れています。
LLMとローカルデータを組み合わせ、ユーザーのニーズに合ったRAGを開発することで、情報検索や資料作成の負担を軽減し、業務効率を大幅に向上させることが目標です。